いつまでも安心して住み続けるための要になるのが、堅固な地盤です。板倉ニュータウンでは、地盤の強度を増加させるために、「プレロード工法」という技術を採用しています。これは、住宅の施工に先だって、その質量以上の盛土をして地盤の圧密沈下を促進させ、その後に盛土を撤去するという工法で、これにより建築後の住まいの変形・沈下を将来にわたって抑制します。
通常、木造 2 階建の住宅で必要とされる地耐力は「30kN/㎡(キロニュートンパー平方メートル)」程度といわれています。そのため板倉ニュータウンでは、その「30kN/㎡(キロニュートンパー平方メートル)」以上を目標にプレロードを施工し、工事完了後には試練にて地耐力を確認しています。
水道・下水・ガスの 3 種類が宅内まで埋設されていますので、住宅建築の際に取り出し工事の必要がありません。