全長1.2キロメートルのふれあい通りは、道のところどころに植栽やコーナーパークが配置され、歩く人たちの目を楽しませています。歩道の幅が片側 12.5メートルもあり、ペットを連れての散歩や、立ち止まってのおしゃべりも安心。また、車道は幅員 40メートルながら片側1車線で、歩行者優先の通りとなっており、通勤・通学路としても安心してゆったりと歩くことができます。
板倉ニュータウンでは、歩車共存(歩行者とクルマのより良い関係)をコンセプトに、道路を設計しています。
車道を大きく曲げて車速を抑制、歩行者を優先した曲線道路や、植栽、自然石を配したコミュニティ道路、コモンスペース(広場)、車の速度を抑制する交差点前のハンプ(道路を一部盛り上げたもの)や視覚的狭さくなどさまざまな工夫をしています。
その工夫による変化がリズムを生み出し、歩いていても自然と楽しくなる街となっています。
住宅地のあちこちにコモンスペース(公共広場)が用意されています。植栽が施され緑化されたスペースに、誰もが集い、コミュニケーションを楽しむ場所。夏には、木陰で涼もとれます。
フットパスとは、風景を楽しみながら歩ける散歩道のこと。この街には、フットパスが網の目のようにめぐらされ、緑のネットワークを形成しています。それを眺めながらの散歩タイムは、健康的で優雅なひとときです。ペットを連れての散歩道としても最適です。